zakobox iconざこ箱

- 適当に箱を壊したい人向け -

リリース: 2015年8月14日

アプリ 攻略 開発秘話

自問自答インタビュー

2015/10/13

一般編 開発編
最初に一言どうぞ!
すべての寛大な先駆者に感謝。
色んな情報をWebに公開してくれる人がいるから、ここまで前進できた。
開発メンバーは?
1人。BGM提供者が1人。
開発期間は?
1年5ヶ月。2014年4月~2015年8月。
開発に要した時間は?
約850時間。アプリの企画から開発、動画作成やWebの公開まで、またこれらの学習・調査を含む全工程の時間。
時間を費やした作業は?
ゲームルール変更に関わるシステムや画面レイアウト、難易度などの再調整で試行錯誤の繰り返しが大きかった。
初めて手を付ける機能の学習コストも軽くはない。
ざこ箱というタイトルの由来は?
箱を大量に壊すから。ざこというアプリがストアに少なかったから。そして、開発者がざこだから!
ゲームのコンセプトは?
爽快な箱の破壊。ストレスの発散。
これがブレなかったから、仕様変更の繰り返しにも企画が耐えれたと思う。
モチーフにしたゲームは?
ゲーセンのワニワニパニック。
終盤のワニ「怒ったぞー」は、スコアゲーム終盤の怒涛の箱出現で表現したった。
失敗したところは?
スコアゲームの1回が約3分と長くて、疲れやすい。
ワニワニパニックのように1日1回で良いと想定し、過去の記録を見れるようにしたが、スマホのカジュアルゲームとして微妙だった。気軽についつい再挑戦したくなるようなゲームが良いと思う。
工夫したところは?
難易度の自動調整で初心者から上級者でも楽しめるように頑張った。
箱を壊した距離やミスの仕方でスピード補正して難易度を自動調整している。
もっとやろうと思ったことは?
出現パターンのバリエーションが欲しかった。
絵や字の形で箱が飛んできたり、出現にメリハリをつけてリズム感があっても良かった。
たまに出るでかい箱は?
分裂しながら破壊する演出が欲しくて導入した。
連打で簡単に破壊できて楽しかったり、ただ連打するだけで疲れるなど、評判は賛否両論だった。
スコアゲームで1000点満点とった人数は?
2~4名 (開発者を含んで計4回)。そのうち1人は、ゲーム好きの友人が挑戦を続けて攻略してくれた。
ちなみに全体のプレイ回数のうち、990点以上は22.4%、995点以上は14.2%、998点以上は6.7% (ログ集計より)。
世界ランキング機能は?
導入しなかった。身近な人と比較したり、シェアの範囲でわいわい競ってほしかった。
世界ランキングは上位トップと格差がありすぎると微妙だと思う。
過去のプロトタイプは?
スコアゲームがライフ制だったり、飛んでくるモノ(箱以外も飛んできた)によって左右にフリックなど使い分けが必要なルールだった。
爽快感がない見事なくそげーだった。友人にもくそげー認定された。
自分でのテストプレイは?
1日の終わりに数ゲームプレイして、気付いた点をメモして翌日に改善という流れだった。
プレイした後に自分のリプレイを客観的に見ているほうが楽しくて、プレイするよりも見入ってしまうことがある。
開発中の裏話は?
スピードゲームには路面がないが、最初は路面があったのだ。ミスって路面が非表示になってプレイしたら、壮大感があったので採用した。
他にも、Comboという文字の上昇スピードをミスって早くしすぎたら、爽快感があったのでそのまま採用したりもした。
無駄なこだわりは?
箱同士をフリックでぶつけ合うと、加速度が低い箱が壊れるようにした。
素早くフリックした方が加速度は高くなる。地面に向けて箱をフリックして、バウンドさせるとぶつけ合いやすい。
BGMの曲名は?
Eの衝撃。友人である爆裂トラトラ団の許可を得て使用した。東方アレンジCD爆裂虎ノ巻を参照。
ダウンロード数は?
合計103。iOS 79、Android 24。
100人いけば十分だと思っていたので、知人以外にもプレイした人がいて嬉しい。シェアの力が強い気がする。
収益は?
AdMob ¥242。UnityAds ¥0。
ジュース1本分にもなると思っていなかった。初めて自分で稼いだと思える貴重な収益である。
辛かったことは?
完成に近づくが完成しない。やることやることが初めて。機能を実装して形が見えても、微調整が残って最後の押しが決まらない。
嬉しかったことは?
見てくれる人がいること。ゲーム好きの仲間、脱社畜志向の仲間、開発者の仲間、友人から妻まで。プレイしてくれたり、感想をくれたり、すごいとか完成まだーと言ってくれたり。全てが原動力になる。
公開した直後の気持ちは?
喜びよりも、自ら背負ったプレッシャーから解放された安堵感が半端なかった。
試作をいくら見せても一般公開するまで成果は無いに等しい。作品が1つできたことは大きいことだ。
最後に一言どうぞ!
ありがとう。プレイしてくれて、シェアしてくれて、見守ってくれたみんな。